っぽん文楽とは

にっぽん文楽プロジェクト 設立趣意書

「人形浄瑠璃・文楽」は、世界の様々な人形劇と比較しても、他に類を見ないほど高度な芸術性を持ち、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されている世界に誇るべき「日本のタカラ」です。

しかし本拠地・大阪での観客数の伸び悩みなど、取り巻く環境には厳しいものがあります。さらには、大阪府・大阪市から補助金削減策が打ち出されるなど、国立文楽劇場と共に文楽を支えて来た公益財団法人 文楽協会の経営状況 も厳しくなって来ています。このままでは、近い将来、文楽は存続の危機に晒される可能性もあります。
こうした状況を打開するためには、文楽の価値を広く日本人全般にアピールするような、これまでにない取り組みが必要となります。
私たちは、文楽の歴史を踏まえながらも、新たなプロデュース手法により、これまで劇場に足を運んで来なかった人たちもが注目するような公演を開催して行きます。
その結果、文楽の将来を日本人全体で考える機運を醸成し、長期にわたり存続して行けるような新たな体制を構築して行くための一助として行きたいと考えます。

さらには、文楽を通じ、日本文化の価値を再認識してもらうと共に、日本の「国家ブランド」の向上にも寄与することを目指します。
これらを実現するため、私たちは「にっぽん文楽プロジェクト」を設立します。

平成26年7月16日
にっぽん文楽プロジェクト 設立発起人
日本財団 会長 笹川陽平

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