っぽん文楽 in 難波宮

  • 持ち込み自由 飲みながら 食べながら 文楽
  • 日 時

    2015年10月17日(土)~20日(火)
    [昼の部] 開場12:00 開演14:00
    [夜の部] 開場16:30 開演18:30

    チケット
    料金

    2,000円(全席自由)

  • 主催・
    協力
    • 主催

      日本財団

    • 制作

      にっぽん文楽プロジェクト

    • 制作協力

      独立行政法人 日本芸術文化振興会/公益財団法人文楽協会

    • 後援

      文化庁/大阪市/公益財団法人関西・大阪21世紀協会/NHK大阪放送局

    会 場

    難波宮跡公園
    (大阪歴史博物館・NHK前)

公演案内

持ち込み自由 飲みながら 食べながら「にっぽん文楽」  劇場の中ではなく、屋外の開放的な空間で、飲みながら、食べながら、間近で文楽を見るーこの夢を実現したのが「にっぽん文楽」です。
 古代、難波宮があった大阪の都市文化の発祥の地で、文楽が「大阪のタカラ」「日本のタカラ」であることを多くの人に思い起こして欲しい、というのが、「にっぽん文楽プロジェクト」の願いです。
 舞台は、移動自由の組立て式ですが、銘木の産地・吉野から切り出された檜をふんだんに使った本格的なもの。さらに豪華な金の飾り金具など細部にこだわりました。文楽の醍醐味を存分に味わっていただくため400席ほどに絞った木の客席をとり囲む木綿のまん幕には、伝統的な染めの技術で「にっぽん文楽」の紋が染め抜かれています。初めて公演した東京・六本木では「これほど本格的とは思わなかった」と驚きの声が数多く上がっていました。
 開場は、開演の2時間前。持ち込みも自由。お好きな食べ物・飲み物を楽しみながら、ゆったりとした時の流れの中、空間全体を味わっていただければ幸いです。太夫・三味線・人形の解説、加えて運が良ければ人形遣いの体験もできます。
 演目は、文楽ゆかりの地・道頓堀の開削400年を祝い「二人三番叟」、そしてドラマチックでエンタテ-メント性十分の「本朝廿四孝 奥庭狐火の段」を選びました。短い演目ですから、事前に本やインターネットで、あらすじを頭に入れておきさえすれば、初めての人でも心に余裕を持って見ることが出来ます。
 大阪初お目見えの今回は、幅広い活躍をする人気の人形遣い・桐竹勘十郎、師匠の名跡を襲名したばかりの吉田玉男を始めとした豪華な顔ぶれが揃いました。空前絶後の豪華な「野外劇場」での「芝居見物」をお楽しみください。

総合プロデューサー 中村雅之
横浜能楽堂館長/ 明治大学大学院兼任講師

総合プロデューサー中村 雅之(なかむら・まさゆき)

 1959年、北海道生まれ。法政大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
横浜能楽堂館長。横浜市芸術文化振興財団理事、東京芸術文化評議会専門委員、明治大学大学院教養デザイン研究科兼任講師(文化マネージメント)などを兼ねる。
能から文楽・琉球芸能・雅楽・邦楽・声明まで幅広くプロデュースを手掛ける。食や工芸など日本文化全般にも詳しく、「引き出し」の豊富さで知られる。
数々の斬新な企画を生み出し、古典芸能の世界に新風を吹き込んだと評される。2008年には、プロデュースを手掛けた横浜能楽堂特別企画公演「武家の狂言 町衆の狂言」が文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
また2006年から4年にわたり、世界的照明デザイナーの石井幹子を起用して最先端の都市空間と古典芸能との融合を試みた、「横浜あかりアーツコラボレーション」は、新しいスタイルのアートイベントを実現したとして大きな反響を呼んだ。
活動は、プロデュースのみに止まらず、脚本・演出、邦楽作品の作詞、執筆・監修まで多岐にわたる。著書に『古典芸能てんこ盛り』『英訳付き 1冊でわかる日本の古典芸能』(淡交社)、『伝統芸能を楽しむ 能・狂言』(偕成社)、『沖縄のこしたい店 忘れられない味』(誠文堂新光社)など。

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演目・出演

二人三番叟(ににんさんばそう)

 国家安穏・五穀豊穣を祈り、能・文楽・歌舞伎などが生まれる以前から、日本の芸能の中で演じられ続けて来た「翁芸」の流れの中に位置する演目。文楽の「寿式三番叟」では、千歳、翁、二人の三番叟が順番に登場して舞うが、「二人三番叟」は、その中から三番叟を抜粋して演じるもの。三番叟は、種まき、実りなど稲作の様子を舞踊化したもの。性格の違う二人の三番叟が、鈴などを手に、変化にとんだ動きを見せる。「翁芸」が本来的に持つ荘厳さ中に滑稽味が加わる小品だ。

床本(PDF66KB)

※上演の際、演者により、詞章に多少の異同がありますことをご了承ください。

  • 太 夫

    豊竹睦大夫、豊竹芳穂大夫、豊竹靖大夫

  • 三味線

    鶴澤清馗、鶴澤清𠀋、鶴澤清公、鶴澤清允

  • 人 形

    [三番叟]吉田玉男
    [三番叟]吉田幸助

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本朝廿四孝 奥庭狐火の段(ほんちょうにじゅうしこう おくにわきつねびのだん)

 1766(明和3)年、大坂・竹本座初演。全五段に分かれ、「奥庭狐火の段」は、四段目の一部。ドラマチックであると同時に、ヒロインの八重垣姫に霊力を持った狐がからみ、人形浄瑠璃のエンターテイメント性を堪能することが出来ることから人気の部分で、上演される機会も多い。
 甲斐・武田家の家宝・「諏訪法性の兜」は、諏訪明神の使い・狐の霊力が宿り、戦場で無類の力を発揮するとされる。この兜を越後・上杉家が借りたまま返さないことから、両家の間にいさかいが起こる。これを解消するため、上杉謙信の娘・八重垣姫は武田信玄の息子・勝頼の元へ嫁ぐことになる。勝頼は、父の命で、身を偽って上杉方へ潜り込み、「諏訪法性の兜」を探すことになる。上手く潜り込んだ勝頼だが、謙信に命じられ、使いに出される。しかし、これは勝頼の目的を見抜いていた謙信の作略で、途中で殺そうというものだった。
 この後からが「奥庭狐火の段」。策略を知った八重垣姫は、「夫」と心に定めた勝頼に事の次第を知らせるため後を追おうとするが、諏訪湖の水に阻まれる。思い余った八重垣姫が、祀ってある兜を手にすると、無数の狐が現れる。そして、八重垣姫に狐の霊力が乗り移り、諏訪湖の湖面に「狐渡り」と呼ばれる一筋の氷の道が現れる。八重垣姫は、この道を渡り勝頼の元へ急ぐ。

床本(PDF86KB)

※上演の際、演者により、詞章に多少の異同がありますことをご了承ください。

  • 太 夫

    竹本津駒大夫

  • 三味線

    鶴澤藤蔵、鶴澤清馗、鶴澤清公

  • 人 形

    [八重垣姫]桐竹勘十郎

【人形部】※五十音順

桐竹勘昇、桐竹勘次郎、桐竹勘介、吉田玉佳、吉田玉翔、吉田玉勢、吉田玉延、吉田玉路、吉田玉征、吉田簑紫郎、吉田簑次、吉田簑之

  • 囃子

    望月太明藏社中

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特別企画

開演前、会場内では文楽の義太夫・三味線・人形それぞれの魅力や、組み立て舞台はどんなものかを体感できる特別企画を用意しています。写真撮影自由。文楽グッズ販売等もございますので、開演前のひとときをどうぞお楽しみください。

  • 組立舞台解説・見学

    組立舞台は、昨年9月、銘木の産地である吉野から切り出された檜をふんだんに使ってつくられたものです。そもそも組立舞台とは何か、どうやってつくりあげるのかをお話しします。見学では、舞台に上がって匠の業を間近に感じてください。
    解説:田野倉徹也(建築設計)/宮大工さん(菜の実建築工房)

  • 太夫・三味線の解説

    人形浄瑠璃 文楽は、大夫・三味線・人形の3つの要素で成り立っています。
    太夫が語る義太夫節の独特な語り口や、それに合わせる三味線の演奏について、実演も踏まえながらその魅力に迫ります。
    太夫:豊竹靖大夫/三味線:鶴澤清𠀋

  • 人形の解説・体験

    文楽の人形は、1体を3人がかりで操作する、世界でも珍しい技法を使います。3人の人形遣いの役割や人形の仕組みなどの解説、運が良ければ実際に人形遣いの体験もできます。
    人形:吉田一輔

  • 日本酒、グッズ販売、会場内写真撮影など

    開演前は解説企画中もすべて写真撮影が可能です!総檜の舞台、幟や幔幕など「和」の非日常空間の中で、文楽人形とのツーショット撮影はいかがですか?NPO文楽座オリジナルグッズや文楽せんべい、日本酒等の販売もございます。
    店舗:NPO文楽座、文楽せんべい本舗、純米酒なっく

タイムスケジュール
  • グッズ販売、会場内写真撮影など

    開場~開演まで、終演後

  • 組立舞台解説・見学(約20分)

    昼の部:12:30~12:50/夜の部:17:00~17:20

  • 太夫・三味線解説/人形解説・体験(それぞれ約30分)

    昼の部:【1】13:00~13:30、【2】公演中「二人三番叟」終了後
    夜の部:【1】17:30~18:00、【2】公演中「二人三番叟」終了後

太夫・三味線解説/人形解説・体験は、各回、実施時間が入れ替わります。

  日時 昼の部 夜の部
  • 17日

    【1】【2】

    太・三人形

    人形太・三

  • 18日

    【1】【2】

    人形太・三

    太・三人形

  • 19日

    【1】【2】

    太・三人形

    人形太・三

  • 20日

    【1】【2】

    人形太・三

    太・三人形

※内容・出演者に変更がある場合があります。あらかじめご了承ください。

総合プロデューサー:中村雅之/制作:にっぽん文楽プロジェクト/舞台監督:山添寿人/舞台機構・大道具:関西舞台/照明:岡田有生/音響:辻展章建築設計・監理:田野倉建築事務所/構造設計・監理:福山弘構造デザイン/組立施工:菜の実建築工房/運営協力:グリーンズコーポレーション/グラフィックデザイン:みやはらたかお

アクセス

難波宮跡公園(大阪歴史博物館・NHK前)

住所:〒540-0008 大阪市中央区大手前4丁目

  • 地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅 2号・9号出口
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チケットお申込み

チケット料金

2,000円(全席自由)

発 売:7月21日10:00から

  • 小学生以上はチケットが必要になります。
  • お子様のご入場は可能ですが、他のお客様にご迷惑がかかる場合は、一時的に退出して頂く場合がございます。
  • 雨天荒天の場合は中止します。中止のご連絡は、にっぽん文楽ホームページ(http://www.nipponbunraku.com/)でお知らせします。
  • 会場は屋外のため、防寒対策の設備はございません。防寒には、十分ご注意ください。
  • 会場内での飲食、持ち込み自由。

チケット取扱い

にっぽん文楽プロジェクトホームページ
ホームページでのご予約は終了しました。
プレイガイドでは公演日の前日までチケット販売中です。ぜひご利用ください。
プレイガイド取扱い
  • チケットぴあ
    0570(02)9999Pコード:445-580
  • ローソンチケット
    0570(084)005Lコード:58117
  • e+(イープラス)
    http://eplus.jp
  • モバイルサイトGREENS!チケット
    http://www.greens-corp.co.jp/
  • プレイガイドで購入されたチケットは当日そのままご入場いただけます。
  • 購入・受取方法等は各プレイガイドにより異なります。
  • チケット代金の他に手数料がかかる場合があります。
公演案内・シンポジウム一覧