~震災復興支援~
っぽん文楽 in 熊本城

  • 「飲みながら 食べながら 文楽 本格的な組立舞台と清正公が熊本城に登場」
  • 日 時

    2018年3月17日(土)~20日(火)
    [昼の部] 開場12:00/開演13:00
    [夜の部(17日・18日)]
    開場16:00/開演17:00
    [夜の部(19日・20日)]
    開場17:00/開演18:00

    チケット
    料金

    2,000円(全席自由)

  • 主催・
    協力
    • 主催

      日本財団、一般財団法人にっぽん文楽プロジェクト、熊本市(お城まつり運営委員会)

    • 制作

      一般財団法人にっぽん文楽プロジェクト

    • 制作協力

      公益財団法人 文楽協会

    • 特別協力

      熊本県

    • 協力

      独立行政法人 日本芸術文化振興会、北西酒造

    会 場

    熊本城 二の丸広場

公演案内

熊本に元気のタネを蒔く  あの震災から2018年4月で丸2年。それを前に、震災復興支援を掲げ、熊本城を背景に「にっぽん文楽」を開催します。
2015年から始まった「にっぽん文楽」は、国内・外の多くの人たちに、「日本のタカラ」である「文楽」の価値を知ってもらおう、と立ち上げられたプロジェクトですが、もう一つの目的は、移動自由の組立て式舞台を日本全国に持って行き、日本中に元気のタネを蒔いて回ろうというものです。今回は、東京・上野に続く6回目の開催となります。
 舞台は、銘木の産地・吉野から切り出された檜をふんだんに使った本格的な「建物」です。さらに金の飾り金具が、豪華さを演出しています。木綿のまん幕には、伝統的な染めの技術で「にっぽん文楽」の紋が染め抜かれています。
 出演者は「太夫」の竹本津駒太夫、「三味線」の鶴澤清介、「人形」の吉田勘彌、4月に五代吉田玉助を襲名する吉田幸助ら一線で活躍する顔ぶれ。演目は、熊本ということで特別に加藤清正の忠義を描いた「八陣守護城」を選びました。めったに上演されることのない作品です。愉快な舞踊物「面売り」も合わせて上演します。
 「にっぽん文楽」のコンセプトは、この本格的な文楽公演を飲みながら食べながら、ゆっくりと楽しんでもらおう、というもの。ほかの文楽公演ではあり得ない、掟破りのプロジェクトです。会場内では、埼玉・上尾で、百数十年にわたり酒造りを続ける「北西酒造」より、限定ラベルの日本酒「にっぽん文楽」を販売します。
 震災復興は、道半ばですが、ひと時、手を休めて文楽を楽しんでいただければ幸いです。一日も早い完全復興を願ってやみません。

総合プロデューサー 中村雅之
横浜能楽堂館長/ 明治大学大学院兼任講師

総合プロデューサー中村 雅之(なかむら・まさゆき)

 1959年、北海道生まれ。法政大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
横浜能楽堂館長。横浜市芸術文化振興財団理事、東京芸術文化評議会専門委員、明治大学大学院教養デザイン研究科兼任講師(文化マネージメント)などを兼ねる。
能から文楽・琉球芸能・雅楽・邦楽・声明まで幅広くプロデュースを手掛ける。食や工芸など日本文化全般にも詳しく、「引き出し」の豊富さで知られる。
数々の斬新な企画を生み出し、古典芸能の世界に新風を吹き込んだと評される。2008年には、プロデュースを手掛けた横浜能楽堂特別企画公演「武家の狂言 町衆の狂言」が文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
また2006年から4年にわたり、世界的照明デザイナーの石井幹子を起用して最先端の都市空間と古典芸能との融合を試みた、「横浜あかりアーツコラボレーション」は、新しいスタイルのアートイベントを実現したとして大きな反響を呼んだ。
活動は、プロデュースのみに止まらず、脚本・演出、邦楽作品の作詞、執筆・監修まで多岐にわたる。著書に『古典芸能てんこ盛り』『英訳付き 1冊でわかる日本の古典芸能』(淡交社)、『伝統芸能を楽しむ 能・狂言』(偕成社)、『沖縄のこしたい店 忘れられない味』(誠文堂新光社)など。

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演目・出演

八陣守護城 浪花入江の段(はちじんしゅごのほんじょう なにわいりえのだん)

 加藤清正が、秀吉死後も豊臣家に忠義を尽くし、徳川方に毒殺されたという俗説に基づいて作られた。幼君の身代わりに毒を飲みほした清正。毒が回ったことを徳川方に悟られぬよう居城へ戻り、死期を悟りながらも、主家の安泰を祈る清正の姿を描く。江戸時代に作られた作品であるため、幕府を憚り、それぞれの役名は他に置き換えられている。
 先君の死で、幼君・春若(豊臣秀頼)が残され、力を増していた北条時政(徳川家康)は、権力を我がものにしようと春若毒殺の謀略を企てる。その動きに気付いた先君からの忠臣・加藤正清(加藤清正)は、春若の代わりに毒を受けながらも、決然と居城がある国元へと旅立つ。
〈今回上演される「浪花入江の段」は、この後から始まる〉
 舞台は正清の御座船の上。正清の息子・主計之介の許嫁である雛絹を居城へ連れ帰るため、共に船に乗っている。
 正清の様子を探りに時政の家臣・早淵久馬が船を訪れる。しかし、毒を飲んでいる筈の正清が元気なことに驚いて帰る。代わって、時政の使者・鞠川玄蕃が現れ、餞別として「鎧櫃」を置いていく。玄蕃が去った後、「鎧櫃」の中から鉄砲を持った忍びの者が飛び出し、正清を襲う。毒が回って来た正清だったが、見事に忍びの者を切り捨てる。正清は、何事も無かったかのように、船子たちの「清めの舟歌」を聞きながら船出して行く。

  • 太 夫

    正清:竹本津駒太夫、雛絹:豊竹希太夫、鞠川・早淵:竹本津國太夫

  • 三味線

    鶴澤清介、琴:鶴澤清公

  • 人 形

    早淵久馬:桐竹勘次郎、加藤肥多守正清:吉田幸助、娘雛絹:吉田一輔、鞠川玄蕃:桐竹勘次郎、船頭:大ぜい、近習:大ぜい、忍び:大ぜい

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面売り(めんうり) 野澤松之輔=作詞・作曲 藤間勘寿朗=振付

 江戸時代、様々な芸人や物売りが行き来し、街中は賑やかだった。その情景を彷彿とさせる小品。文楽では「景事」と呼ばれる舞踊物の一つだ。
 面白可笑しく言葉を並べ立てる「おしゃべり案山子」と言う大道芸人の男と「面売り」の娘が登場する。面売りは、おしゃべり案山子から一緒に商売をしようと持ちかけられ、話に乗る。「ひょっとこ」「おかめ」……、おしゃべり案山子は、次々と面を取り出し、口上を述べながら売る稽古を始める。やがて二人は、息の合った掛けあいを始め踊り出すのだった。

  • 太 夫

    面売り:豊竹呂勢太夫、案山子:豊竹芳穂太夫、ツレ:豊竹希太夫

  • 三味線

    鶴澤藤蔵、鶴澤寛太郎、鶴澤清公、鶴澤清允

  • 人 形

    おしゃべり案山子:吉田簑一郎、面売り娘:吉田勘彌

【解説】

太 夫:豊竹芳穂太夫/三味線:鶴澤寛太郎/人 形:桐竹紋臣

  • 人形部

    吉田玉勢、吉田簑之、吉田簑悠、吉田玉征

  • 囃 子

    望月太明藏社中

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※内容・出演者に変更がある場合があります。あらかじめご了承ください。

総合プロデューサー:中村雅之/アシスタントプロデューサー:榎本かおり(BOX4628)/アドバイザー:宮本芳彦(宮本卯之助商店)/グラフィックデザイン:みやはらたかお/舞台監督:山添寿人/舞台機構・大道具:関西舞台/音響・照明:ピーエーシーウエスト/運営ディレクター:原昇/運営:ミューズメントワークス/建築設計・監理:田野倉建築事務所/構造設計・監理:福山弘構造デザイン/組立施工:菜の実建築工房/幔幕製作・施工:宮本卯之助商店

アクセス

熊本城 二の丸広場

住所:〒860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸2−1

  • 熊本市電「花畑町」電停、「熊本城・市役所前」電停より徒歩約10分
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チケットお申込み

チケット料金

2,000円(全席自由)

発 売:2月1日10:00から

  • 小学生以上はチケットが必要になります。
  • お子様のご入場は可能ですが、他のお客様にご迷惑がかかる場合は、一時的に退出して頂く場合がございます。
  • 荒天時は中止となります。中止のご案内は、にっぽん文楽ホームページ(http://www.nipponbunraku.com/)でお知らせします。小雨決行ですが、傘は使用できませんので、レインコート等を各自でご準備ください。
  • 公演中止時は、舞台見学会および人形との記念撮影会を無料にて開催いたします。(各開場時間より90分間)
  • 二の丸駐車場 午前8時~午後8時半(最終入庫午後7時半)台数に限りがありますので可能な限り、公共交通機関をご利用ください。
  • 会場は屋外のため、寒暖対策には十分ご注意ください。
  • 会場内での飲食および持ち込みは自由です。

チケット取扱い

  • チケットぴあ
    0570(02)9999Pコード:483310 チケットぴあ
  • ローソンチケット
    0570 (084) 008Lコード:81318 ローチケHMV
  • 購入・受取方法等は各プレイガイドにより異なります
  • チケット代金の他に手数料がかかります
公演案内・シンポジウム一覧